最近観たアニメ

今日はなろう系のアニメを観た

以下あらすじを記載。

なろう系が嫌いな人は読まない方がいい。

男性に訴える内容のコンテンツが多いので、女性の多くに不快感を与えるかもしれない。

なろう系からは、男性(女性に静的に魅力を感じる者)の欲望の箱詰めのような印象を受けた。

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第7王子に生まれたので魔術を極めます

魔術の才能のないやつが、イジメっぽい感じで殺される。

第7王子に転生。

空前絶後
の異次元の魔法の才能を持つ。

あとはチート能力で
三面六臂
の大活躍。
無職転生
よりも異次元のチートが付与されている。

規格外の能力を見せつけ、周囲のモブが驚嘆と賛美を示す様を
追体験
して悦に浸るおきまりテンプレの娯楽番組。もちろん美少女メイドや主人公大好きの追っかけ女なども漏れなく付属している。

あとなぜか主人公の男の子も女の子みたいなムチムチの脚をしている。最近はそういう需要もあるのだろうか。正直2次元の場合、女の特徴を具有した形で描かれたら、設定上の性別は言われないとわからんのだが。

鑑定スキルで成り上がる

領主の子供に転生。

鑑定で優秀な部下を集める。なぜか皆不遇の境遇。温情を垂れ、感謝される。そして絶対的忠誠を誓われ、優しいので領民から家族こごとく慕われる。

こいつも美少女で身分の高い許嫁がいる。言われた
からし
ょうがなく受け入れるという形式を所望する男性が多いことを反映しているのだろうか。

いずれにせよ、最強のスキルとなんの不自由もないだけの金があることは多くの作品に共通の要素だ。これがあれば、現実でも多くのものは伴侶を迎えることをさほど躊躇しないだろう。

現実主義者の王国再建き

勇者的な何かとして王国に召喚される。

金の代わりに、帝国的なところに送り飛ばされそうになる。

王国の財政を立て直します。といっても送りとばされるのを回避。

食料を確保したり、なんやかんやで周りの信頼を勝ち得る。

周りにも人が(主に美少女が)集まる。

ちなみにのっけから美少女王女と結婚する話になっている。ちなみにコイツはすぐに落ちる。

最終的に美少女5人くらいを嫁にする。『
異世界
は
スマートフォン
と共に』とその点は近い。日本においても、なんやかんやいって一夫多妻への憧れは多くのものが抱いていると思われる。このハーレム状態を希求する視聴者へのアピールは、女性向けコンテンツにおいても見出される。古くは花より団子、他にもイケメンが「普通の女の子」である女子を「面白ぇ女だ」とか、「お前の様なガサツなやつに〇〇さんはふさわしくない」とか言って取り合うコンテンツ枚挙にいとまがない。単に男性のみが露骨な性欲を持つとして一方的に叩かれるべきかは一考の余地がある。

# レベル2チート元勇者候補

異世界
に勇者候補として召喚される。

ステータスが雑魚すぎて、放逐される。

飛ばされた先で、スライムを倒しレベル2になった途端、ステータスが軒並み無限になる。

魔王幹部級の
フェンリル
みたいなやつから美少女4人パー
ティー
を救う。

フェンリル
はケモ耳美少女となり主人公の妻になる。死ぬほど懐く。

件の4人組も成り行きで同棲、みんな主人公をオスとして魅力的に感じている。

狼と香辛料

なぜか同じ奴がまた放送されている。

狼の化身という設定の美少女と行商人のオッサンが成り行きで一緒に旅をする。狼美少女(人間の何倍も生きているという罪悪感を減少させる設定付き)の喜怒哀楽が表情豊かに表現されていて見ていて飽きない。言わずと知れた名作。

ただの
萌えアニメ
ではなく、商人同士の化かし合いやそこから生まれるドラマ性も含んでいる。

なろう系、ストーリーの大筋は大体読める。

それでもなおその快進撃は、その先を期待させる。そして一つ一つ
マイルストーン
を着実に成功で飾っていく様は観ていて気持ちが良い。

いつまで同じコンテンツやってんだ！と文句を垂れ流しながら視聴をやめない輩が多いので、
逆張り
で肯定的に書いてみた。

おわり